
人材紹介は、唯一無二のビジネスモデル。世界を目指せるポテンシャルもある
- START化粧品会社
- 2001パソナ 人材紹介部門
- 2016JAC Recruitment
- NOWタレントパートナー
事業本部長
大学在学中に父が創業した化粧品会社でキャリアをスタート。2001年に株式会社パソナ(現:パソナグループ)の人材紹介部門に入社。人事・マーケティング統括部長、コンシューマー・ヘルスケア統括マネージャー、大阪支社長等を歴任。
2016年からは株式会社JAC Recruitment(以下:JAC)にて製薬/医療機器・建設不動産・コンシュマーサービス部門やマーケティング・人事領域などのミドルバック管掌執行役員、事業副本部長執行役員等を歴任。
2024年にMBK Wellness株式会社 タレントパートナー事業本部(以下:タレントパートナー)に参画し、人材紹介部門管掌執行役員を経て、2026年4月に事業本部長に就任。
黎明期から成熟期まで。業界歴25年の経験が生む、新たな人材紹介モデル
化粧品会社がキャリアのスタートだったのですね。
はい、そうなんです。創業間もない小規模な会社だったので、私はホームページ制作やテレアポ、店頭販売まで幅広く担当していました。大手生活雑貨店で自ら接客販売を行い、店舗の過去最高売上を達成したこともあります。
事業が黒字化して経営が安定してきたタイミングで「一度、しっかりとした組織で社会人経験を積みたい」と思い、転職を決意しました。
そこから人材紹介業界に転職されたわけですが、この業界を選ばれたのはなぜですか。
当時は人材紹介業界の黎明期で、人材紹介や転職エージェントと言っても、ほとんど認知されていない時代でした。
そんな中、パソナはちょうど人材紹介事業を立ち上げるタイミングにあり、新しいことに挑戦できる環境が魅力的に感じました。また、父の会社で働いていた私には、いわゆる大手企業のような整った組織での就業経験がありませんでした。だからこそ、既に型が決まっている環境よりも、ゼロから事業を作っていく環境の方が、自分のキャリアを築いていくうえで合っているのではないかと考えたんです。
パソナでは初めてとなる人材紹介未経験の中途採用として入社し、現場のコンサルタント、チーム長、大阪支社長と人材紹介のフロントでのキャリアを重ねながら、マーケティングや人事など幅広い業務も経験しました。
約10年在籍し、様々な経験を積むことが出来ました。そこで培った知見をさらに深めたいと考え、フリーランスの期間を経てJACに入社しました。
JACでは、まだ成長途中だったヘルスケア領域を任されました。そこで、候補者と企業の双方に深く向き合い、ミスマッチのない丁寧な紹介を徹底した結果、ヘルスケア領域はシェアトップを獲得するまでに事業を成長させることができました。活躍が評価され、入社6年目には副本部長を務め、順調にキャリアを重ねてきました。
しかし、成長が仕組み化されてきた中で、自身の目指すべき事業の在り方と少しずつ違和感を覚えるようになりました。「本当に実現したいサービスを形にしたい」という思いが強くなり、それが実現できる新たな環境を求めることにしました。
タレントパートナーに入社した理由はどのようなものだったのでしょうか。
前職では実現できなかったサービスを世の中に提供して、次の世代へ引き継いでいくことが、25年間勤めた人材紹介業界への恩返しになると考えていました。
50歳という年齢を考えると、あと10年で世の中に確固たるサービスを作り出す必要があります。そして、ある程度の規模感のある会社の方が、スピード感を持って立ち上げられる感覚があったのでタレントパートナーへの入社を決めました。
タレントパートナーに入社されて、どのように感じましたか。
執行役員として入社後、自分の考えをきちんと言語化して説明すれば、しっかり理解してくれる経営陣がいることは良かったです。理解のスピードも非常に早く、非常に恵まれていると感じています。
一方で、会社として変革が必要だと認識してもらうことには苦労しました。現在は、ある程度方向性を理解してもらえつつあると感じています。
タレントパートナーの強みはどこにあるとお考えですか。
基本的な考えですが、“他社では実現できないマッチング”を強みにしていかなければならないと思います。
それを実現するためには、マーケットを知り尽くしている必要があるので、他社では応募に至らなかった求人を改めて提案し、「受けてみよう」と思っていただくには、業界・企業・求人についてより深く理解していなければ難しいと思います。こうした他社ではできないキャリア提案を実現できることが、当社の強みになっていかなければならないと考えています。
今は変革期。”らしさ”を確立し、他社では実現できないマッチングを実現する
今後、タレントパートナーが目指すべき方向性を教えてください。
中長期のビジョンとしては、日本発の人材紹介会社として初めて、世界トップクラスのサービスを作りたいと考えています。現在の人材紹介業界を見ると、質の高いハイレイヤー支援ができる紹介サービスが少なくなってきているように感じます。
日本人だからこそできる、きめ細やかなマッチングや丁寧なキャリア相談というポジションは、まだ大きく空いていると思います。
車で例えるなら、レクサスのポジションです。日本人ならではの丁寧なものづくりで、BMWやメルセデスにも勝てるようなブランドになったように、人材紹介の世界でも同じことができるのではないでしょうか。日本人のものづくりエンジニアに近い高品質な人材紹介は、世界でも通用する可能性が高いと個人的には考えています。
そしてそれを実現するための組織づくりとしては、これまでみんなで議論をして何かを作り上げていくという体制ではなかったので、みんなで目指すべき方向を作っていくというボトムアップの発想を取り入れていく必要があると感じてます。
具体的には、全員が自律した“職人チーム”を目指しています。組織論の言葉を借りるなら『ティール組織』に近い形です。一人ひとりに任せる権限を少しずつ広げながら、自律的に動ける組織へと変えていきたいと考えています。
タレントパートナーで働くやりがいについて教えてください。
タレントパートナーには、多様なバックグラウンドを持つ社員が集まっています。
当社は創業からの歴史が長いので、豊富な経験と知見を持つベテラン社員と、新しい視点や発想を持つ若手社員が融合して、日々刺激を受けながら成長できる環境があります。
ビジョンやカルチャーをこれから1〜2年かけて固めていく段階なので、組織と自分の成長が同時に実感できる非常に面白いタイミングだと思います。

ではタレントパートナーに向いている人はどのような人だと思いますか。
人材紹介業界は常に変化し続けています。
そのため、常識を疑う力が必要で、変化することで生き残る・成長するという発想の人が向いていると思っています。変化を好む方や既存の価値観にとらわれず、新しいものを創造したい人がいいですね。
最後に、ご応募を検討されている人へメッセージをお願いします。
変化が多いこの業界だからこそ、これまでのやり方にとらわれず、「新しい人材紹介業を創っていきたい」という想いを持ってほしいです。
そのためには、会社の仕組みに頼るのではなく、個人として力をつけることが重要です。人材紹介業は、求人開拓から候補者様のスカウト、面談、クロージングまで全工程を1人で担当します。その全てが自分のアイデアから始まり、「自分にしかできないマッチング」として、多くの方々に喜んでいただける。
マッチングの全体構造が、最初から最後まで自分の頭の中にあり、そこから価値が生み出されていく――これが25年間この仕事を続けて、今もなお楽しいと感じる理由です。
この仕事の本質的な面白さを感じながら、新しいスタイルの人材紹介モデルを一緒に築いていける仲間が増えたら、本当にうれしいですね。
※社員の所属組織及び取材内容は、2026年4月時点のものとなります。





