
人材紹介を天職にするために。安定したキャリアを離れ、新たなステージでのチャレンジを決意
- NEW GRAD製薬会社 MR
- CAREER大手人材紹介会社
- NOWタレントパートナー
コンサルタント
新卒で製薬会社に入社し、MR(医薬情報担当者)として勤務。その後、大手人材紹介会社にてミドル・ハイクラス人材紹介に従事。2025年にMBK Wellness株式会社 タレントパートナー事業本部(以下:タレントパートナー)にコンサルタントとして入社し、ヘルスケア領域を担当。関西在住。
人の人生を変える、エージェントの価値を実感。運命に導かれるように人材業界へ
まずは、これまでの経歴を教えてください。
20代の頃はキャリアの軸が定まらず、新卒で製薬会社のMRとして社会人人生をスタートしました。4年間の経験を経た後、転職を重ねる中で、業種も職種も一貫性のないキャリアを歩んできました。当時は、自分自身のキャリアに明確な軸を持てず、「この先どう働いていくべきか」を模索する日々でした。
だからこそ、転職という人生の大きな意思決定に悩む方々に対して、自身の経験を活かしながら伴走できる仕事がしたいと考え、人材業界を選択肢の一つとして考えるようになりました。
そんなとき、信頼していたエージェントの方に自身の思いを打ち明けて相談する中で、業界への想いが一層強まり、最終的にはチャレンジすることを決めました。
もちろん、当時は人材業界が自分のコアキャリアになるとは想像していませんでした。振り返ってみると、あの時相談していなければ、この業界にはいなかったかもしれませんし、本当に運命的だったと思いますし、「エージェントとの出会いや対話が、人の人生を大きく変え得る役割を担うこともある」ということを感じた、大きな原体験となっています。
環境にも恵まれていたとのことですが、それでも転職を考えるようになったのはなぜですか。
いくつかありますが、一番大きかったのは、人材紹介のキャリアを1社だけで終えていいのか、という思いが徐々に強くなっていったことです。前職の人材紹介会社では7年ほど勤務し、継続的に成果を出すことができ、最後の3年間はマネジメントも経験させていただきました。環境にも恵まれており、大きな不満があったわけではありません。
しかし、経験を積むにつれて、「今出せている成果は、本当に自分自身のスキルによるものなのか。もしかしたら会社のブランドやアセット、仕組みに支えられている可能性もあるのではないか」と考えるようになりました。
だからこそ、人材紹介を「手に職がついた」と言えるレベルまで極めるのであれば、これまでとは異なるステージ、かつ前職以上に負荷のかかる環境で成果を再現できる必要があるのではないか。そうした思いが強くなり、転職を決めました。
タレントパートナーを選ばれた理由は何だったのでしょうか。
当時、タレントパートナーはヘルスケア領域の立ち上げ期にあり、自分自身で市場を開拓していけるフェーズでした。三井物産グループという強固な基盤がありながらも、事業はまだ立ち上げの途中にあり、これから市場や仕組みを自分たちの手で構築していける環境は非常に魅力的でした。また、人材業界を長年牽引してきた経験豊富なメンバーが集まっていることも、転職を後押ししてくれた理由の一つです。
加えて、働き方の面でも魅力を感じていました。対面でのコミュニケーションを重視し担当エリアが拠点のある地域に限定される人材紹介会社も多いなか、当社では関西にいながら全国のクライアントに対応できます。
特に、私の専門領域であるヘルスケアは、クライアントの多くが東京に集中しています。そのため、拠点の制約なく、全国の企業を担当できる点は大きな魅力でした。さらに、当社ではリモートワークやフルフレックス制度も活用できるため、柔軟に働ける点も嬉しいポイントでした。
新しい挑戦のスタート。コンサルタントとして「選ばれる理由」を考えた
入社時に、立ち上がりで苦労することはありませんでしたか。
入社してからの道のりは、決して平坦な道ではありませんでした。先ほどお伝えした通り、ヘルスケア領域は立ち上げ段階であり、企業・人材双方のアセットが潤沢にある状態ではなかったためです。
前職では、多くの求人と企業ネットワークがあり、面談を通じて、さまざまな選択肢を提示できました。一方タレントパートナーにおいては、私の担当領域では、自身が前職で関係を築き上げた企業様以外のお取引はまだ少なく、ご紹介できる求人が限られている状況でした。また、候補者様のデータベースについても、これから拡充していく段階にあり、企業様へご紹介できる人材も限られていました。
そのため、入社後数ヶ月は企業開拓と候補者面談を並行して進めながら、市場そのものを構築していく感覚でした。
ただ、その経験によって「会社の看板や仕組みに頼らずとも、企業様や候補者様から選ばれるコンサルタントとは何か」を考えるようになりました。結果として、自身の介在価値やコンサルティング力を見直す貴重な機会になったと感じています。
人材業界で長く活躍されていますが、どのようなときにやりがいを感じますか。
人材紹介は、企業様と候補者様の双方が納得して初めて価値が生まれる仕事です。一般的な営業であれば、お客様が商品を購入した時点で契約が成立しますが、人材紹介の場合はそうではありません。企業様には採用したい理由や組織課題があり、候補者様にも、家庭の事情や収入面、キャリアアップなど、それぞれ転職を考える理由があります。
こうした双方の思いを理解したうえで、最適なマッチングを実現できたときは、大きなやりがいを感じます。
企業様や候補者様と接するうえで、大切にしていることを教えてください。
最も大切にしているのは、「スピード」です。言い換えれば「完璧よりも完了」を意識しています。
質を軽視しているわけではないですが、企業様との採用活動も、候補者様の転職活動も、タイミングがとても重要です。市場や双方の状況は常に変化するため、その変化を鋭敏にキャッチしながら、スピーディーに一歩前に進める推進力を大切にしています。
100点の準備が整うまで待つよりも、まずは70点でも前に進め、対話を重ねながら精度を高めていく方が、結果的に良い意思決定につながることが多いと感じています。
日々の仕事は、どのように進めていますか。
専門性を追求するうえで、今の時代はテクノロジーの活用も欠かせないと考えており、AIも積極的に活用しています。企業様の採用ニーズや職種要件が高度化・専門化するなかで、自分一人の知識だけですべてを網羅するのは難しい部分もあります。
初めて扱う専門領域のポジションについて調べるときや、候補者様から難易度の高い質問をいただいた際に論点を整理するときなど、AIをリサーチや思考の補助として活用しています。
一方で、候補者様が転職を考える背景や価値観、企業様が求める人物像の解像度を高めること、双方の期待値を調整しながら最適な接点を創出することは、依然としてコンサルタント自身の役割です。変化の速い時代だからこそ、活用できるテクノロジーを積極的に取り入れ、その分、人としての領域により多くの時間とエネルギーを使うべきだと考えています。

チームの雰囲気はいかがですか。
和やかで、気軽に相談もしやすい雰囲気です。ヘルスケアチームは東京オフィスに1人、大阪オフィスに2人というメンバー構成で、対面で会う機会は少ないのですが、オンラインでも活発にコミュニケーションを取っています。
メンバー一人ひとりがヘルスケア業界を俯瞰的に理解しながら、それぞれの専門領域ではニッチトップになり得るほどの専門性を発揮しています。立ち上がって間もない組織ではありますが、そうした個々の強みを持ち寄りながら成果創出に取り組んできた結果、四半期の達成率で社内トップとなるなど、高いパフォーマンスを実現しています。
高いエンゲージメントと専門性、そして協力し合うカルチャーが、このチームの大きな特徴だと思います。
大阪オフィスの雰囲気はいかがですか。
大阪オフィスを拠点とするメンバーはまだ人数は少ないものの、多様なバックグラウンドを持つ人材が集まっています。それぞれ異なる考え方やアプローチを持っているので、新しい視点に触れることができ、多くの学びを得ています。定期的に集まって食事をすることもあり、和気あいあいとした雰囲気です。
働きやすさについてはいかがですか。
先ほどお話しした拠点にとらわれない働き方に加えて、社内の制度として柔軟性は非常に高いと感じています。出社・在宅の選択や勤務時間の調整もしやすく、メンバー一人ひとりが高い自主性を持ちながら仕事に打ち込んでいます。
私自身、2児の父親として、育児にも取り組みやすい環境が整っていると感じています。また、ウェルネスを掲げる会社らしく、残業管理の徹底やエンゲージメントサーベイの実施など、社員の働きやすさを支える仕組みが随所に見られます。成果を追求しながらも、長期的に働き続けられる環境だと思います。
自ら市場を切り拓き、組織を創る。さらなる成長と挑戦を求める方には最適な環境
当社は整った環境で安定的に働きたい方よりも、自ら市場を切り拓き、組織を創っていくことに魅力を感じる方に向いている会社だと思います。
私自身、前職では恵まれた環境で成果を上げることができていましたが、より高いレベルで自分を試したいという思いから転職を決めました。実際に入社してさまざまな経験を積むなかで、多くの学びと成長を得ることができていると感じています。
人材紹介という仕事を天職にしたい、自分の市場価値をさらに高めたいという方にとってはチャレンジしがいのある環境です。ぜひ一緒に新しい価値をつくっていければと思います。
※社員の所属組織及び取材内容は、2026年4月時点のものとなります。





